見えますか、子どものサイン。
「普通の子」の「いきなり型」非行が増えていると言われています。しかし、一見「普通の子」でも、必ずその前にサインを発しているものです。それを親が見逃したり、気にはなっていても目を背けたりしていることが多いようです。
サインに気づいたときには、夫婦でじっくり話し合い、子どもと会話を交わす糸口を見つける努力をしましょう。子どもの問題行動には目をそらさず、必要なときには、勇気を出して、家庭教育相談・教育センター・警察の少年相談窓口・児童相談所などの相談機関や学校の先生・スクールカウンセラーに相談しましょう。
非行の前にあるサインの例
- 心身の不調を訴える
- 些細なことに過度に興奮する
- 周囲の人に攻撃的になる
- 服装やスタイルが突然派手になる
- 金遣いが荒くなり、高価なものを所持する
- 突然、成績が低下したり、登校を渋ったり、早退したりする
「いきなり型」非行の前にあるサインを見逃さない
(文部科学省「家庭教育手帳 小学生(高学年)~中学生編」より)