特別な支援が必要な子どもがいます
家庭や学校で、「コミュニケーションがうまくいかない」、「いつまでも落ち着きがない」、「漢字が覚えられない」、「社会的なルールがわからない」など、年齢にふさわしくない行動や様子が見られる場合、あるいは、学校嫌いや引きこもりの状態がある場合、LD・ADHD・高機能自閉症等の発達障害がその理由の一つかもしれません。これらは生まれつきのものであり、子育ての仕方に原因があるわけではありません。
発達や行動について心配があったら、一人で悩まず、できるだけ早く学校や地域の発達相談の窓口に相談してみるとよいでしょう。専門的なアドバイスを受けて、効果的な働きかけをすることによって、その子の困っている状態の改善が期待されます。
なお、国においても、一般国民や教育関係者に対し発達障害について正しい理解啓発や支援の充実を図るため、発達障害に関する相談窓口や各種教育情報を提供するWEBサイトを設けていますので、ごらんください。
発達障害教育推進センター((独)国立特別支援教育総合研究所)
発達障害情報・支援センター(国立障害者リハビリテーションセンター)
発達障害の可能性も考えてみる
(文部科学省 家庭教育手帳 小学生(高学年)~中学生編より)