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家庭教育のヒント~感情にまかせて叱ることとしつけとは違う~

2023年08月01日

感情に任せて叱ることとしつけとは違う。

 しつけは大切ですが、しつけなくては、という気持ちから、ついたたいてしまい、その行為に歯止めがきかなくなってしまう場合もあります。子育てのイライラやストレスが、子どもへの愛情を忘れさせ、叱るという行動にすりかわっているのではないでしょうか。

 上手な叱り方のヒントは、「叱られる側」の子どもの立場にもなって考えること。「そう言われたら子どもはどう感じるだろうか」「子どもはどう受け止めるだろうか」、まずここから考えてみましょう。

 子どもの心や身体を傷つけるような叱り方は、教育的な効果がないばかりでなく、児童虐待につながる可能性もあります。



「叱られる側」の子どもの立場も考えてみる



子どもを虐待から守るために

〇子どもを虐待から守るための5か条

 1 「おかしい」と感じたら迷わず連絡   〈通告してください〉

 2 「しつけのつもり…」は言い訳      〈子どもの立場で判断〉

 3 ひとりで抱え込まない         〈あなたにできることから即実行〉

 4 親の立場より子どもの立場       〈子どもの命が最優先〉

 5 虐待はあなたの周りでも起こりうる   〈特別なことではない〉


「児童虐待」とは?

1 身体的虐待(なぐる、けるなどの暴行)

2 性的虐待(わいせつな行為をしたり、させたりすること)

3 ネグレクト(子どもの監護を怠ること)

4 心理的虐待(子どもの心を著しく傷つける言動)


 「児童虐待」として寄せられる相談件数が年々増えています。もっとも信頼をしている親からの虐待は、子どもの心に大きな傷を与えます。虐待を受けたと思われる子どもを見つけたときは、すぐに最寄りの福祉事務所や児童相談所等へ連絡(通告)してください。早期発見、早期対応が何よりも大切です。


                         (文部科学省 家庭教育手帳 小学校(高学年)~中学生編より)

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