「食品ロス」を減らしましょう!
更新日:2019年5月29日
「食品ロス」とは
「食品ロス」とは,本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを言います。
日本では,この食品ロスが年間612万t(平成29年度推計)発生しています。
これを一人当たりに換算すると,年間一人当たりの食品ロス量は約48kgとなり,一人当たりの年間の米の消費量に相当します。
食品ロスの内訳は以下のとおりです。
- 事業系食品ロス:328万t
- 家庭系食品ロス:284万t
このことから,食品ロスの約半分は家庭から出ていることがわかります。
一人ひとりの心がけにより,食品ロスを減らしていきましょう!
家庭でできる取り組み
皆さんは,消費期限と賞味期限の違いを知っていますか?消費期限は「過ぎたら食べない方がよい期限」で,賞味期限は「おいしく食べることができる期限」です。
表示されている食品例
- 消費期限 弁当,サンドイッチ,惣菜,ケーキなど
- 賞味期限 菓子,カップめん,缶詰,ジュースなど
表示の意味を正しく理解し,賞味期限は過ぎてもすぐに廃棄せず,自分で食べられるかどうかを判断することが大切です。
ただし,一度開封してしまった商品については,表示されている期限内でも早めに食べるようにしましょう。
また,必要な食品を必要な量だけ購入すること,食材を食べ切ることも食品ロスの削減につながります。
外食時にできる取り組み
事業系食品ロス328万tのうち,127万tは外食産業から発生しています。その原因の多くは食べ残しです。
このような中,食品ロス削減の観点から,飲食店での「食べきり」を促進する取組が広がってきています。
食べ手にできる取り組みとして「30・10(さんまる・いちまる)運動」があります。「30・10運動」とは,宴会時に最初の30分,最後の10分は食事を楽しみ,食べ残しを減らす運動です。
宴会時等において「もったいない」を心がけ,食品ロスの削減に取り組みましょう!
カテゴリ内 他の記事
- 2021年1月28日 ごみの分別Q&A
- 2021年1月28日 資源ごみ当番の役割とリサイクルの流れ
- 2021年1月28日 容器包装プラスチック(廃プラ)の種類と出し...
- 2021年1月28日 ごみの自己搬入先
- 2021年1月27日 燃えないごみの種類と出し方