今日から一斉登校,給食をはさんで午前・午後の授業,本格再開となりました。登校の列も長くなりました。分散登校に慣れていたので,120数名の本校でも児童の数を多く感じます。
7時50分。
朝のランニング開始です。

密を避けるため,各自で走るということになっています。走る際にはマスクを外しています。
朝の活動が終わると,まず手洗いです。外から教室に入るときには必ず手洗いをする・・・これまで以上にしっかり習慣づける必要があります。
まず集会を行いました。

下学年と上学年に分け,さらに,列の間隔を大きく開けての集会です。
新しい学校生活様式について,もう一度確認しました。
特に,
- 特別に許可された時以外,必ずマスクをつけること
- 友だちに接触しないこと,手の届く距離には近づかないこと
- コロナ等の言葉を使ったり,友だちをウィルス扱いしたり等の遊びは絶対にしないこと
この3つについては,強調して伝えました。低学年には難しいと思いますが,ご家庭でもご支援下さい。
さて,本格再開初日ですから,落ち着いた雰囲気が保てるか,心配していましたが,
靴箱の靴のかかとがしっかりそろえられ,以前のような落ち着きがみられました。(靴の乱れは心の乱れです。靴箱の靴は,落ち着きのバロメーターです。)

授業中の教室は,児童の机と机の間隔が十分とられていました。教師も個別指導等,児童との距離がかなり近づく時には,マスクに加えて,フェイスシールドを使います。




網津小の教室は,他校に比べかなり広く,一教室の人数も30名未満なので,机の間隔を広げても授業にはほとんど支障はきたしません。
大きな課題の一つであった給食は・・・・

給食の配膳台の横に長机を足して,当番の子どもたちの間隔を広げました。
1階の生活科室で授業を受けている5年生は,給食時には2階へ行き,3教室に分かれて食べます。


給食を食べる際には,マスクを外しますが,全員前を向き,無言で食べるようにしています。会話のない,寂しい給食となってしまいますが,当面の間,我慢です。
今日は久しぶりの給食で,しかも,人と人の間隔を意識しながらの配膳活動で戸惑いも多く時間がかかりましたが,慣れれば大丈夫でしょう。
けれど,今日,大きな課題だと感じたのは,
昼休みの時間帯です。

昼休みは,45分間(職員の労働者としての休憩時間も兼ねています)あるのですが,この時間帯の感染予防が難しいと感じました。
もちろん,子どもたちはマスクをしているのですが,一生懸命に遊んだり,身体を動かしたりすれば,マスクによって息苦しさが増してしまいます。熱もこもります。子どもたちも息苦しさ,暑さから,ついマスクを外してしまいます。
子どもたちにとって,昼休みは黄金の時間帯です。自由に遊び,息抜きし,友だちと語らう楽しい時間帯ですが,それが感染の危険な時間帯にもなるということです。
北九州の小学校で,クラスターが発生しました。あらためて感染力の強さを自覚させられるとともに,学校が決して例外の場所ではないことを思い知らされました。
そこで,子どもたちにとっては残念ですが,当面の間,昼休みの時間を短く(45分→20分)してみます。これから気温が上昇していけば,マスク着用によって熱中症というあらたな危険性も高まるからです。
昼休みの時間を短くすれば,下校の時刻が早まります。今のところ,今週の4日木曜日より,それぞれの下校予定時刻より25分繰り上げます(1年生は変わりません)。ご家庭にご負担をおかけすると思いますが,感染予防,熱中症対策としてご理解とご協力をお願い致します。
学校は再開しましたが,日課や生活の仕方等々,今後も試行錯誤の日々が続きます。変更等が重なり,ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。よろしくお願い致します。