休校期間が長期化し,運動場にも雑草が目立ってきています。来週の本格再開に向けて,主事の山本先生にも頑張っていただいていますが,追いつかない状態です。
ところが,今朝,登校した6年生が除草作業を誰からも言われることなく始めてくれました。
みるみるうちに人数が増え,ソーシャルディスタンスも確保しながら見事に除草作業が続きます。
すると,今までブランコや一輪車で遊んでいた下級生たちも除草作業を始めたのです(^^)
誰も,「他の学年の人も手伝って~」とは言っていないにもかかわらずです。
6年生の動きで,下級生の動きも変わる・・・・そのことで,6年生は更に自覚を深め人として成長する・・・・この繰り返しによって学校全体には大きな教育効果を生みます・・・実は,ここ数年で目指してきた“学校の形”です。 休校期間が長期化したにも関わらず,今年の6年生も頑張ってくれています(^^)/
作業の終わりには,環境委員長より,作業の終了を知らせるとともに,雑草の処分方法についての説明もありました。
決して,教師が指示,指導するのではなく,児童にリーダー性を発揮させる・・・担任は,知らぬ顔をして隣で除草作業を続けていますが,全部裏方として事前に仕込んだものです。
「教師の役割は,子どもに自信を持たせること。そのためには,教師から仕掛け,子どもを認め,褒め,時には檄を飛ばしてやる気を出させ,そしてサポートし,演出し,周りから賞賛される成功を味わわせ,『あなたたちはすごい』と子どもの手柄にする。それが教師の資質であり,力量です。」
・・・・・若い頃,先輩教師から教えられたことですが,大切な私の信条です。

今日の1年生は9名。
ひらがなの音,口の形について繰り返し練習していました。
担任は,口元の動きがわかるように,マスクの代わりにフェイスシールドを使っていました。
これは,聾学校等で使われている立体型のマスクシールドです。
通常のマスクの短所は,担任の表情や口元の動きが伝わりにくいこと,そして,暑さで苦しくなること です。
その点,このマスク型シールドは,口元も見えますし,通気性もあります。夏の間,児童から離れで話をする場合は,これも活用することを検討しています。

今日の2年生は6名。
漢字の学習に励んでいました。十分な筆圧のある字になるよう書き取りの勉強を頑張ってほしいです。
算数では,足し算の学習。足す数と足される数を入れ替えても答えは同じになることを勉強しました。

3年生は11名。課題プリントの個別指導が行われていました。真正面ではなく,横向きで飛沫に気をつけての指導です。
また,理科の勉強もしました。姿勢がよくなってきました。腰骨を立てることは学力向上の基礎です(^^)/

4年生も11名。理科では磁石の学習が進んでいました。
算数では,筆算。しっかり定規を使ってていねいに計算を進めていました(^^)/

5年生は17名。
5年生でも,算数の少人数授業が始まりました。5年生の算数は超難解です。特に割合や速さの単元には苦労します。昨年,担任だった先生と若くて元気な担任の先生が優しく,厳しく算数を教えてくれます。しっかりついていきましょう(^^)/
6年生は今日も全員登校。
国語の学習では,「イースター島にはなぜ森林が育たないのか」という説明文の学習に入っています。
説明文の学習では,文章構成とか段落とか接続詞などを学びます。図書室から同じような説明文の本を借りて,並行学習していくとさらに学びが深まりますので,好きなジャンルで借りてみましょう(^^)/
分散登校も残り2日となりました。いよいよ本格再開が近づいてきました。
更に,手洗いの習慣,ソーシャルディスタンスの意識,マスク着用等々,基本的な感染防止による生活様式についてしっかり身につけてほしいと思います。
明日は,A,Bグループの登校です。よろしくお願いしますm(_ _)m