情報機器に関するアンケート結果(2)

2020年10月29日

 昨日から児童や保護者の方々に行った情報機器に関するアンケートの集計結果についてお知らせしています。昨日は,本校児童の日常の実態として,「1時間未満の使用:約50%」,「1時間を超える使用も50%で,その中の半数が2時間を超えて使用している」ということがわかりました。

 現代社会において情報機器は必須の道具となっています。児童も生涯に渡って使い続けていきます。今や「情報機器の使用を禁止する」ということは時代錯誤です。

 しかし一方で,情報機器による犯罪,情報機器への依存も大きな問題となっています。

 であるならば,「年齢や発達段階に応じた適切な使用内容・方法を習得させ,守らせる」ことが大切なテーマになっています。

ルール


 情報機器の使用について,「家庭内にルールがあるか?」に対する児童の返答です。

 一目で“二極化”していることがわかります。

 家庭内にルールが不要なほど,子どもが適切に使用している場合もあるかと思いますが,「ない」と答えた児童の実態がとても気になります。子どもたちはどのように使っているのか,それをご家庭で把握されておられるのだろうか・・・・?????

 例えば,ゲーム機であっても,ネット機能がついていれば,ネット上の見知らぬ者とのやりとりが可能です。そこまで把握されておられるのだろうか・・・?

 本校児童は,実態としてネット上で見知らぬ者と交流しているのか?

 それがこのグラフです。

SNS


 割合としては少ないですが,4年生で4%,5年生で29%,6年生で17%の児童がネット上で見知らぬ人と交流しています。もともとSNSは見知らぬ者同士の交流も一つの目的ではありますが,小学生段階では,周りの大人がしっかり把握しておく必要があるかと思います。

 けれど,ルールだけ作っていても,それを守れていなければ意味はありません。

 本校児童はどうなのか???

ルール


 「だいたい」「守れていない」とする児童が3~4割います。危険かと思います。

 今一度,ご家庭のルールづくりとその遵守状況について,お子様と話し合っていただきますようお願い致します。

お問い合わせ

宇土市立網津小学校

電話番号:0964-24-3213