地域の概況

2019年04月19日

地域の概況

 宇土市は東経130度31分,北緯32度38分に位置する。市域は,広大な熊本平野のほぼ中央に位置し,東に雁回山,西に宇土半島の山々,北西に海岸美を誇る有明海をひかえ,JR鹿児島本線と三角線及び国道3号と57号の分岐点にある。また,平成23年3月に九州新幹線が開業し,市中心部を南北に走っている。

 昭和29年4月1日,全国町村合併のトップをきって新宇土町が発足。その後,近隣の村との編入合併を経て昭和33年10月1日市制を施行し,現在に至っている。人口37,458人(平成29年4月30日現在)である。

 宇土市は,古くから城下町として栄え,人情風俗が細やかで,文化財に恵まれ名所旧跡も多い。特に中世宇土城跡(国指定史跡)は,現在の市街地の西側に位置し「西岡台」と呼ばれる。小高い独立した丘稜を利用して築かれていて,最高位部の標高約39メートルであり,この丘のほぼ全域が城域であったと考えられている。また,轟泉水道は,今なお使われている上水道では日本最古といわれ,今でも100戸程の人々が生活用水として利用している。また,この水道の水源となっている轟水源は,このような歴史的価値も認められて“日本の名水百選”にも選定されている。本校は,小西行長の宇土城「鶴城」を校名と仰いでいる。

 本市は今年市制60周年を迎えた。50周年を機に10月1日が「うと教育の日」に設定され,「郷土を愛する心,豊かな心を持った世界に羽ばたく子どもの育成」を基本理念とした宇土市教育立市プランⅠ(第1次教育振興基本計画)が策定された。さらに平成26年度より,「夢に向かって知と体をねりみがき,世界に誇る公徳心に富む人を育む」を基本理念に宇土市教育立市プランⅡ(第2次教育振興基本計画)が策定されている。現在,5小・2中で学校運営協議会を設置し,2小・1中で熊本版コミュニティスクールの活動を推進することでその具現化を図っている。  

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宇土市立鶴城中学校

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