学習成果発表会

2025年10月16日

10月3日(金)に網田中学校の「学習成果発表会」が網田コミュニティセンター「しとらす」にて開催されました。

この行事は「総合的な学習の時間」で学んだ成果を、生徒たちが劇にして、地域や保護者の方に伝えるための発表会として開催されているものです。

今年のテーマは「一笑懸命」。「生」を「笑」に変え、全力で、笑顔で楽しみ、達成感を味わいながら後悔しない発表会にしたいという思いから付けられました。

活動の様子1

  


活動の様子2


 小学校からも5・6年生が参加し、8月1日に宇土市役所で行われた「こども未来都市シンポジウム」に参加した際に発表した「私が大人になったときの宇土市のまちづくり~網田の未来を考える~」を披露。観光、文化、小中一貫教育推進校の側面から将来宇土市や網田地区が「こうなって欲しい」という思いをプレゼンテーションで説明しました。

活動の様子3


活動の様子4


「英語暗唱」では、7年生は「自己紹介・夢のロボット紹介」、8年生は網田の特産品を使った「オリジナルラーメンの紹介」、9年生は「有名人なりきり記者会見」と題し、活動家のマララ・ユスフザイさんや、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソンになりきり記者会見が行われました。 

活動の様子5


活動の様子6




活動の様子7


7年生は、総合的な学習の時間で行った網田地区の探検で学んだことについて、地元ローカル番組をもじって「網田どぎゃん」として発表しました。網田駅や網田焼の歴史、御輿来海岸、網田ネーブルのうんちくを、くりいむしちゅ-、レポーター、駅長、生産者などの役に扮し、ユーモアを交えながら番組を構成しました。

活動の様子8


活動の様子9


8年生は、7月の総合的な学習の時間で行った職場体験で学んだことを披露。「未来への一歩~私たちの職場体験物語~」と題して、物産館、コンビニ、保育園、消防署、スーパーなどでの体験について、小道具も生徒自ら作成しながら劇にして発表しました。スタッフ、保育士、隊員になってはじめて働くことの意味、思いやりの心に気づき、学校の学びが将来役に立つことを発見しました。

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活動の様子11


活動の様子12


活動の様子13


活動の様子14


活動の様子15


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9年生は、1学期の国語の授業で、これまでの自分を振り返り、自分の考えや伝えたいことをまとめました。その中で鍬守くんが代表として「宇土市少年の主張大会」に出場。実家の果樹園を手伝った体験を通して地元の良さを再発見したことを発表しました。

また、総合的な学習の時間で毎年恒例行われているアイスプロジェクトを「ON学園 続編~アイス販売物語~」と題し、3年間の成果を劇にして披露しました。ある果樹農家は売上が低迷し、ライバルは6次化に成功しアイスの商品開発で売上が右肩上がりということを聞き、「うちの会社も商品開発を始めよう」というところから「おうださんちのあいすっち」の製造から販売までをストーリー仕立てにして発表しました。

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活動の様子18



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最後のパートは先生と保護者で「We Are the World」を熱唱。先生たちの若かりし頃の写真もスライドで流れ歓声が上がる場面も。その後全校生徒と小学生による「ふるさと」の合唱が行われ閉会しました。

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活動の様子23


活動の様子24


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館内では生徒たちの作品が展示されていました。国語科の習字、理科の夏休みの自由研究、美術科の絵とデザイン、立体の作品、英語科の英語暗唱で披露された英文、文化委員会で取り組んだ“しおりコンクール”のデザイン、8年生の職場体験新聞、9年生の保健体育科で学習した「環境と健康」のまとめなど、クリエイティブな一面も垣間見ることができました。

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保護者や地域の方々の協力のもと、生徒たちの学びの成果を地域と共有するこの機会が、今後の成長につながることを願っています。

お問い合わせ

宇土市立網田中学校

電話番号:0964-27-0011