4月24日に網田小学校と中学校の合同歓迎遠足が行われました。
小学校の体育館に全校児童生徒が集まり、小学1年生13名の自己紹介から始まり、小中学校混合の班に分かれゲームをしてコミュニケーションをとりました。
その後、マテ貝掘り会場の網田海岸公園までハイキング。当日は雲一つない晴れ渡った遠足日和。
ランチを取った後、潮が引いて来たところで網田漁協の方を先頭に先生たちや保護者の方も一緒に沖合のマテ貝掘りポイントまで歩くこと10分ほど。
網田漁協の方が水平に砂を掘ってマテ貝の巣穴が出てきたら、巣穴に塩を投入。出てくるタイミングで素早くつかんで引き上げる。つかみ損ねたり、なかなか穴から出てこなかったりとマテ貝と格闘しながら思い思いに楽しんでいました。獲ったマテ貝は各自持ち帰って家庭の食卓に並べられました。
網田地区の海岸と言えば御輿来海岸が景勝地として有名ですが、天然のマテ貝が獲れる漁場があるとは驚きでした。普段は網田漁協が管理をされており、使用料を払えば一般の人もマテ貝掘りができます。
この合同遠足は毎年開催され、小中学生が一緒に参加する学校行事の一つになっています。山や海の自然と触れ合うことができ、地域の人たちもサポートされるのは網田地区ならではの取組みです。様々な体験を通じて生きる力を身につけていって欲しいと思います。