6年生の修学旅行の前に、戦争講話です。
ご自身の戦争体験(7歳のころ)を話していただきました。
宇土小学校は今の場所ではなかったこと。
今でいう小学校は「国民学校」という名前だったということ。
とても遠い場所にある国民学校まで、道なき道を兄弟2人で支えあいながら通っていたこと。
当時の熊本には車はなかったけれど、電車はあったこと。
飛行機のエンジンの音で、アメリカのものか日本のものか判断していたこと。
空襲に備えて、夜寝るときはパジャマは着ずに、昼間の格好で寝ていたこと。
爆弾が落ちると、地響きが起こっていたこと。
自宅の庭に作られた防空壕は、たたみ2畳ほどスペースだったこと。
ほかにもたくさんのご経験を話していただきました。
戦争の記憶を次世代へ伝えに来てくださったことに心から感謝いたします。