本日〔9月9日(月)〕の子どもたちの様子を紹介します。
主体的な遊びの時間に、職員が、滑り台の近くで、金属の柵と木にスズランテープを4本ほど張った環境(先週の水曜日から2階の部屋で蜘蛛の巣遊びということで、スズランテープを使った遊びを経験しています)を準備していました。するとそれを見た子どもが、「もっとレーザービームみたいにしたい!」ということを言い出しました。そこで、職員が、さらにたくさんのスズランテープを張り巡らしました。
職員「みんな行ける?」
子1「簡単、簡単。」
(などと言いながら、テープをくぐったり、またいだりしながら楽しく遊んでいました。)
そこで、職員が、テープの量をさらに増やしました。すると、
子2「これは、低くて(下をくぐるのは)難しいなあ。」
子3「こうすればいいよ。」(と言いながら、小さくしゃがみ、テープの下を上手にくぐる。)子2「なるほど。」(と言いながら真似をしてくぐる。)
私「みんな一緒にやってみる?」
子「うん。」(と子どもたちが答える。)
と言って、私の「スタート」の合図を受けて、一斉にテープの中を通り抜ける遊びをまた始めました。子どもたちは、友達と競争したり、同じ遊びをしたりすることが、とても楽しかったようで、しばらく楽しそうに遊んでいました。その内少し飽きたような姿も見えたので、職員が「反対から行ってみたら。」という提案に、「やってみる。」と言いながら進んで挑戦していました。さらに「私が10秒以内にクリアできるかな?」と問いかけると、「できる!できる!」と言って、また盛り上がって遊んでいました。そのうち、「もっと速くできるよ。」と言いながら速さを競って楽しむ姿も見られました。
スズランテープの使い方次第で、いろいろな遊びができること、教師の言葉のかけ方次第で遊びが広がったり、楽しさが増したりすることを改めて感じました。教師からの提案だけでなく、子どもたち自身が、自分で考え、工夫し、遊びを広げ、楽しむ経験も大切にしていきたいと思います。