本日〔9月10日(火)〕は、「第1回の子育て広場」を行いました。9組の親子の皆さんにご参加いただきました。
まず、私の方から挨拶をしました。幼児教育は、遊び=学びで、遊びを通しての教育であること、主体性と協働性を育てることをねらっていることについてお話をし、歓迎の気持ちをお伝えしました。
次に、ホールや保育室で巧技台やケンステップ、ブロックや折り紙などの遊びを未就園児と在園児の子どもたちが一緒に楽しみました。ブロックの積み方を教えたり、一緒に積んだりする姿、折り紙の折り方を優しく教えたり、絵を描くことを一緒に楽しんだりする姿、巧技台のはしごや一本橋を未就園児の子どもたちが渡るときに手を取って支援をする姿、大型ブロックで作った家の中でみんなで楽しそうに過ごす姿などが見られました。最初は、やや緊張気味だった子どもたちも、活動が進むにつれて笑顔がたくさん見られるようになっていったことが印象的でした。
次は、大型絵本の読み聞かせがありました。子どもたちは大きな絵本に驚くとともに、興味深そうに見入っていました。
保護者の皆さんからは、次のような感想が寄せられました。
・お兄ちゃん、お姉ちゃんが遊んでくれたり、絵を描いてくれたりして、とても嬉しそうで
した。
・年長さんは、特にお兄ちゃん、お姉ちゃんらしくお手伝いをしてくれたり、助けてくれたりな
ど、とてもよい触れ合いでした。
・自ら道具を取れる仕組みがなされていて、とても興味深かったです。
・ぶつかりそうなときは、お互いに声を掛け合っていて、しっかりしているなあと感心しまし
た。
・先生や園児の皆さんも話しかけてくれて、子どももすんなり遊べていました。よっぽど気に入
ったようで、帰りたくなかったようです。
主体的な遊びの時間には、園庭でミニコーンに土を入れて遊ぶ子どもたちの姿がありました。
私 「何を作ったの?」
子1「かき氷。」
私 (土の上に乗っている草を指さして)「これは何?」
子1「トッピング。」
私 「どんなトッピング?」
子1「イチゴ。」
私 「おいしそうだね。」
(園庭に引かれた白線から石灰の粉を取ってきて、土の上にふりかける。)
私 「それは何?」
子2「バニラだよ。」
白い石灰の粉をバニラに見立てているところが面白いなと思いました。