本日〔10月3日(木)〕は、ひよこ組(年少組)の子どもたちの活動の様子を紹介します。
ひよこ組の子どもたちは、ハサミを使った作品の制作に取り組みました。まず、子どもたちが、ライオン、鯨の潮吹き、ニンジン、雲と雨の絵の中から作品を選びます。
私 「どうして雲と雨を選んだの?」
子1「雨が好きだから。」
私 「どうしてニンジンを選んだの?」
子2「かわいくて、かっこいいから。」
子どもたちなりの絵を選ぶ理由が、きちんとあっていいなと思いました。
そして、その絵の中の直線の部分(ライオンのたてがみや吹く潮、ニンジンの葉などの部分)などをハサミで切ります。ハサミを使うのは、まだ慣れていない子どもたちも多いようですが、しっかりと絵を見ながら頑張って切っていました。ハサミの持ち方がまだ難しそうな子ども、切り方が少しジグザクになりながらも最後まで頑張る子ども、線に沿ってきれいに切る子どもなど、子どもたちのいろいろな姿が見られました。
次は、絵に色をつけます。子どもたちは、「できた!」「見て、見て!」などと言いながら
楽しそうに色塗りをしていました。
私「いっぱい色を使ってるね。」
子「うん。全部の色を使ったよ。」
私「どんなクジラにしたかったの?」。
子「カラフルなクジラ。」
最初、雨の部分を切った線と同じ方向(雲から下に向かって縦向き)に色を塗っている子どもがいました。その子どもが、途中で横向きに色を塗り始めました。
私「どうして、横向きに色を塗っているの?」
子「風が吹いてきたの。」
私「なるほど!」
縦向きの線の雨に対して、風を横向きの線で表現していたのでした。とても面白い発想だなと思いました。子どもの柔軟な発想をこれからも大切にしていきたいと思います。