本日〔11月1日(金)〕は、教育実習生によるひよこ組の研究保育(実習生が実際に保育を行うことで、保育力の向上を目指すもの)を行いました。題材は、「紙コップのけん玉作り」です。
まず、実習生が作ったけん玉(水玉、動物、恐竜のを描いたもの)を子どもに紹介します。コップの絵を見て、興味を示し、嬉しそうな表情を見せる子どもの姿が、たくさん見られました。
その後で、実習生が、けん玉の作り方を説明しました。
次に、子どもたちが、実際に紙コップに絵を描きます。「パイナップルを描こう!」などと言いながら、それぞれ自分の好きな色のマジックを使って、線や模様を描いていました。コップの中にまで、一生懸命に絵を描く子どもたちもいました。
次に、ひもを紙コップの底に貼りつけ、もう片方をチラシの端に貼りつけます。そしてチラシを丸めて玉の形を作ると出来上がりです。子どもたちなりに上手に、楽しそうに丸めていました。
最後は、みんなで作ったもので遊びました。紙コップに玉を入れるのは子どもたちにとってやや難しかったようですが、子どもたちなりに、楽しそうに遊んでいました。
また今日は、幼中連携ということで、うめ組(年長組)の子どもたちが、鶴城中学校に施設見学に行きました。先日、本園に職場体験学習に来た6人の中学生が、校舎を案内してくれました。子どもたちは、お互いに顔なじみということで、最初から笑顔がたくさん見られる楽しい見学となりました。中学生は、笑顔で、いろいろな教室を案内してくれました。園児は、中学校の校舎や教室の大きさ、中学生の体の大きさに驚いているようでした。たくさんの中学生が、見学をする園児の様子を見て、「かわいい!」などと言いながら手を振ったりしてくれました。
最後は、体育館で、中学生と遺一緒に走ったり、ボールを投げ合ったり、バスケットのシュートをしたりして遊びました。
別れるときには、中学生とハイタッチを交わしました。今回は、園児と中学生の笑顔がたくさん見られる交流となりました。
園児からは、次のような感想が聞かれました。
〇(中学生が)一緒に遊んでくれて嬉しかった。
〇(鬼ごっこで)タッチされて嬉しかった。
〇「かわいい」と言われて嬉しかった。
〇(校舎や教室が)幼稚園より大きかった。
〇人が多かった。
〇教室机が高かった。(すごかった。)
〇椅子の下にテニスボールが付いていた。
〇(理科)実験室にいろいろなものがあってすごかった。
子どもたちは、中学生と遊んだことが嬉しかったし、また、中学校のいろいろなものに気付くこともできたようです。
今回、中学生の職場体験研修から始まり、中学校の施設見学へと活動を膨らませました。これは、幼中連携を意識してのことです。これからも、計画的・継続的な幼中連携を行っていきたいと思います。
1月には、凧揚げを鶴城中学校の広い運動場でさせていただく予定です。