本校は,創立以来32年の間,算数教育の研究を続けてきました。(今年の研究発表は,11/16(金))
そのことを,もう少し,地域の方々や子どもたちにアピールするとともに,先生方もさらにこのことを意識した授業で,子どもたちの学力を伸ばす目的で,2学期から正門と西門,さらに運動場に次のような横断幕を掲げました。
「考えをつなぎ」とは,
「わかりましたか?」「ハイわかりました」
「どうですか?」「そうでーす」等
の一問一答式ではなく,なぜそのように考えたのか,○○君の意見をどう思うのか,他に気づきはないのか等,○か×かではなく,一人では解決できない未知の状況でも,みんなで知恵を出し合って,結集させて,新たな考えを築いていこうとするものです。
子どもたちが,大人になる時代には,AIがさらに進化し,覚えることは機械がする時代になってきます。
これからの「学力」は,考える質を高め,知っている知識を相互に関連づけ(考えをつなぎ)ながら,どのように活用していくか,集団としての考えをどう形成していくかが求められます。
正門前
西門前
運動場