昨今,いつ起こってもおかしくないといわれる非常災害時の保護者への引き渡し訓練を行いました。
学校は,地震の規模や被災状況により児童を下校させるか,学校に待機させ保護者に引き渡すか等の判断をする必要があります。また,大規模な地震等の災害は,発生後に通信手段が使用できなくなり保護者と連絡が取れないことも予想されます。(国の防災対応マニュアルでは,大規模地震の場合,震度4以下は,原則として下校。交通機関等に混乱が生じている場合,事前に保護者からの届出がある児童については学校で待機させ,保護者の引き取りを待つ。震度5以上は,保護者が引き取りに来るまで学校に待機させ保護しておくとなっています。)
したがって,あらかじめ引き渡しのやり方等について,学校と保護者の間でルールを決めておくことが必要です。
校内の緊急放送とともに体育館へ動き出す。
地区ごとに,出されていた緊急引き渡しカードと引き取り者の確認をする。


確認が終わったところから,児童を連れて下校。



車も最初は少し混み合いましたが,時間差で来ていただいたので,すぐに解消できました。
この後すぐに,車量は減りました。
実際の緊急時には,混乱,錯綜することが考えられますので,本日の訓練をもとにさらに改善し,引き渡しの手順等を明確にしていきます。
お世話になりました。