11月末,非常災害時における本校初の「子供たちの引き渡し訓練」をしたばかりでしたが,先日,1/3に震度6弱の地震がありました。また余震が来ないか心配していたところでしたが,子供たちはいかがだったでしょうか。
日頃からの訓練の大切さを感じています。
さて,今回は,地震が来た後に津波が遅れてやってくることを想定した訓練を行いました。
ねらいは,次の2つです。
- 自分の安全を守るために,非常事態に際して冷静沈着かつ規則正しい集団行動がとれるようにする。
- 協力して避難する態度を育て,お互いの安全の必要性を理解し合う。
その時の様子です。
今回も授業中ではなく,休み時間に緊急放送を突然しました。
教室内の様子です。
すぐに,教室内で遊んでいたいた者は,机の下へ。
廊下での様子。ガラス等落ちてこない安全なところを自らさがして,自分の命は自分で守る,その「判断力」を養います。
頭を抱えています。
中庭の様子。
危険がないように全員中央によってきた。
「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」所に避難するよう,日頃から指導しています。(危機管理マニュアルより)
中央に集まって,頭を守った。
ここでも,頭を守りながら,その場で小さくなった。
しばらくして,「ゆれがおさまりました。」の放送により,運動場の所定の場所へ各自が急ぐ。
休み時間なので,それぞれがバラバラの場所にいた。

集まった後,人数確認と校長先生からの話。
防災主任からの話。
集まって話していると,地震のための津波が来ているとの想定で,再び高いところへ逃げる。
2階に到着し,再び不明者がいないか人数確認。
毎回想定を変えながら,その時その時に応じて,実践的に子供たちは,「自分で判断する力」をつけていきます。
また,前回の「子供引き渡し訓練」とその反省はお世話になりました。いくつか共通の課題が出てきましたので,少しずつマニュアルを変えながら,改善していきます。