参考:独立行政法人国民生活センター 【見守り新鮮情報 第485号(2024年6月27日) 】
事例
投資を考えていたら、有名経済評論家主催の投資相談のSNS広告が表示された。100万円が1億円になったとの体験談に惹かれメッセージアプリに登録すると、評論家のアシスタントを名乗る人から投資話が届いた。有名な評論家なら信用できると思い100万円を振り込むと、利益を増やすため100万円を追加するよう言われ、別の口座へ振り込んだ。その後も次々と勧められ総額1500万円を振り込んだ。運用状況を確認すると6千万円の利益が出ていたので引き出そうとしたら、手数料や税金約2200万円を支払わないと出金できないと言われた。(60歳代)
消費者へのアドバイス
★SNS上で、消費者を信用させるために、著名人本人に無断で名前や写真を使用した投資勧誘が横行しています。著名人の公式サイトや公式アカウント等で注意喚起が出ていないか、まずは確認するようにしましょう。
★投資資金の振込先に個人名義の口座を指定された場合は詐欺です。絶対に振り込まないでください。相手と連絡が取れなくなるなど被害回復は困難です。安易に資金を振り込むことはやめましょう。
★不安に思ったら、振り込む前にお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
★不安に思うことやトラブルが生じた場合は、宇土市消費生活センターまたは消費者ホットライン188へご相談ください
※消費者ホットライン(電話番号 188)
こちらは、原則最寄りの相談窓口をご案内するものです。土曜日・日曜日・祝日で市や県の相談窓口が開所していない場合には、国民生活センターで相談の補完をするなど、年末年始を除いてご利用いただけます。
関連情報
国民生活センターでは、いま起きている「高齢者・障がい者」、「子ども・若者」に関わる悪質商法や製品による事故情報などをお知らせされています。
また、これらの情報は、高齢者・障がい者本人や見守る方を対象としたメールマガジン「見守り新鮮情報」、子どもや子育てをする方および若者を対象とした「子ども・若者サポート情報」でもお届けされています。ぜひ、ご登録ください。