宇土市の小中一貫教育について

2017年08月22日

 市では、小学校・中学校の義務教育9年間の学びを支える組織的・継続的な学校支援体制の構築を図り、夢や希望を持って主体的に学ぶ子どもの育成を目指して、小中一貫教育への取り組みを行っています。

 平成17年度から、文部科学省の指定を受けて、網田小・中学校で先行して小中一貫教育を実施しています。

 平成27年度から平成29年度まで、市教育委員会が文部科学省から小中一貫教育事業の指定を受けて、市全域での小中一貫教育の実施を推進しています。

先行して小中一貫教育を実施している網田小・中学校での取り組みを紹介します。

網田小・中学校での小中一貫教育のあゆみ

  • 平成17年度から平成22年度・・・科学省指定「小中一貫研究開発学校」
  • 平成23年度から平成26年度・・・継続して小中一貫教育を実施
  • 平成27年度から平成29年度・・・文部科学省指定「宇土市小中一貫教育推進事業」モデル校

網田小中一貫教育の主な取り組み

  • 学校の現状と児童生徒の実態、地域の実態や保護者の願いを踏まえて、各教科の教育課程・指導方法の工夫を実施。
  • 小学校1年生から4年生までを「前期」、小学校5年生から中学校1年生までを「中期」、中学校2・3年生を「後期」と位置づけて、それぞれの発達段階に応じた効果的な教育課程・指導を実施。
  • 小中学校相互の乗り入れ授業や教職員の研修を実施。
  • 授業や日常活動での異学年交流を実施。
  • 小学校5・6年生の中学校登校(平成28年度から)

網田小中一貫教育の主な研究成果

  • 小中学校のなめらかな接続により、いわゆる「中1ギャップ」の解消や指導体制・指導方法のつなぎが実現できている。
  • 小中学校教師の連携・協力体制の構築が図れている。
  • 地域、保護者の学校教育に対する理解の深まりが見られる。
  • 児童生徒の自己表現力の向上や関わりの深まりが見られる。

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担当部署:宇土市役所 教育委員会事務局 学校教育課 学務係

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