江戸時代のたたずまい
江戸時代末期に造られた船場橋は、浜戸川の支流、船場川に架かる石造の単一アーチ橋で延長13.7m、幅4.1mを測ります。石材には地元で馬門石(まかどいし)と呼ばれるピンク色の阿蘇溶結凝灰岩を使用しています。現在でも完壁な構造美と軽快なアーチの曲線美を誇り、当時の肥後の石工たちの優れた技巧が今なお残っています。
橋の両側には川に下りるための石段があり、また川のほとりは江戸時代に宇土細川藩蔵屋敷があったところで、武家屋敷や井戸なども残されています。時代の流れとともに大きく姿を変えた市街地の中にあって、この界隈は江戸時代の名残をとどめるスポットとして市民に親しまれています。
船場橋周辺の観光スポット
江戸末期に造られた「船場橋」。そのほとりには「武家屋敷跡」があります。また現存最古の上水道「轟泉水道」の最終点があり、当時の風情が目に浮かびます。
しばらく歩くと、肥後三大夏祭りうと地蔵まつり発祥の地「円応寺」があります。ここに6体の地蔵菩薩を祀ったことが始まりと言われています。
最後に、島原の乱でも有名な天草四郎が小さい頃を過ごした「天草四郎ゆかりの里」。
江戸時代初期から末期の宇土を想像しながら散策に出かけてみてはいかがでしょうか!
船場橋周辺地図
船場橋周辺詳細
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