宇土の御獅子舞

2012年04月01日

受け継がれた伝統

宇土御獅子舞の写真本町一丁目の保存会が受け継いでいる”宇土御獅子舞”は熊本県の重要無形文化財に指定されています。

元文5年(1740)細川月翁公が、長崎に伝わる唐風の獅子舞を西岡神宮に奉納したのが始まりとされ、以来280年もの長い時代を経ても、当時のままの姿で今日に伝えられています。

この獅子舞は、銅鑼(ドラ)と鉦のリズムに合わせて雌雄二頭の獅子と童子が戯れる様子が表現され、荘重なる楽とともに「楽廻り」「春眠」「おきはな」「楽の遊び」「せい比べ」「玉ひろい」「合戦」「千秋万歳」と舞納めるものです。

毎年、西岡神宮の大祭日(毎年10月19日)に奉納されますが、獅子と相前後して牡丹の花の山車が町を練り歩きます。

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