昭和33年3月14日付けで市の史跡に指定されていた「轟貝塚」が,令和4年11月10日付けで国の史跡に指定されました。
- 指定日 令和4年11月10日
- 指定名称 轟貝塚(とどろきかいづか)
- 所在地 宇土市宮庄町
- 指定理由 轟貝塚は,縄文時代早期末(約7500年前)から後期中葉(約3500年前)にかけての貝塚を伴う集落遺跡で,土器や人骨など多くの遺物が出土しており,当時の人々の暮らしや環境を知る上で重要であるため。
国史跡とは,「貝塚,古墳,都城跡,城跡,旧宅,その他の遺跡で,わが国にとって歴史上または学術上価値の高いもの」の中から特に重要なものを文部科学大臣が指定したものです。
これにより,本市の国史跡は,昭和54年に指定された宇土城跡(西岡台)に続いて2件目,国の指定文化財としては,国史跡「宇土城跡(西岡台)」,国重要文化財「肥後向野田古墳出土品」(昭和54年指定),国重要有形民俗文化財「宇土の雨乞い大太鼓附関連資料」(平成29年指定)に続いて4件目となりました。