県内最古の木造駅舎(明治32年建築、築114年)であるJR網田駅が、住民が集うコミュニティの場「網田レトロ館」として10月1日から本格オープンしました。
現在、JR網田駅は、NPO法人網田倶楽部が指定管理者として、毎日(年末年始を除く)小学生の登下校の乗降時安全管理、切符販売、駅舎管理などを行っています。
このたび、網田倶楽部が「駅を核としたまちづくり」の取り組みの一環として、駅カフェをオープン(営業時間:土日祝日の午前10時から午後3時30分まで)。今後も地域に根差す取り組みを展開する予定です。
経緯
JR網田駅は、これまで、市とJRの協定にもとづき宇土市が駅管理を行い、民間に委託し駅従事者を配置していましたが、県下最古の木造駅舎(明治32年建築、築114年)であることから、市では、JR網田駅を地域の宝として活用し、網田地域の活性化につなげることができないかと考えていました。
そのような中、地元の地域活動団体である網田倶楽部から様々な提案をいただきましたので、それを契機として、JR九州熊本支社から、平成24年12月に網田駅舎を購入し、熊本県等の補助事業において、改修を行いました。