基金運用における投資表明(SDGsへの貢献)について

2024年12月02日

基金における債券の運用

 宇土市では、地方自治法の趣旨に基づき、基金を安全・確実かつ効率的に運用するため、長期運用が可能な資金の一部で債券を購入しています。


ESG債券の購入に係る投資表明

 近年、ESG投資が拡大する中、投資家がESG債券(注1)を積極的に購入し、「投資表明(注2)」を行う動きが広まっています。

 このような中、本市の債券購入においても、安全性や効率性に十分配慮しながら、グリーンボンド債などのESG債券を積極的に購入することとし、購入の際には「投資表明」を行い、持続可能な社会づくりへの貢献を発信します。

(注1)ESG債券:調達資金がESG(環境対応、社会貢献、企業統治)に貢献する事業に充当される債券

(注2)投資表明:投資家(債券購入団体)がSDGsを推進する取組みとしてESG債券の購入を行うことで、持続可能な社会の形成に寄与し、社会的使命・役割を果たしていくことを対外的に公表すること。


宇土市が保有しているESG債券

JICA債(第76回国際協力機構債券(防災・復興ボンド))

 本債券の発行による調達資金は、 開発途上国の防災や自然災害からの復興を支援する有償資金協力事業に充当されます。


静岡県グリーンボンド(静岡県令和6年度第3回公募公債)

 本債券の発行による調達資金は、静岡県が行う環境改善効果のある事業に充当されます。

(対象プロジェクト:「エネルギー効率」「汚染の防止と管理」等)


サステナビリティボンド(第169回鉄道建設・運輸施設整備支援機構債券)

 本債券の発行による調達資金は、持続可能で強靭な交通ネットワークの整備や環境にやさしい交通体系の整備に充当されます。


ソーシャルボンド(東日本高速道路株式会社第117回社債)

 本債券の発行による調達資金は、東日本高速道路株式会社が担う高速道路事業に充当され、「地域活性化」「災害対策」「交通安全の推進」「環境保全」などの社会貢献活動に活用されます。

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担当部署:宇土市役所 会計課 会計係

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