正代関の大関昇進に寄せて
熊本県出身力士として初の幕内最高優勝、そして名大関栃光以来、実に58年ぶりとなる大関昇進は、まさに快挙というほかありません。
熊本地震と豪雨災害等により傷ついたふるさと宇土、そして熊本県。未曽有の苦難から立ち直ろうと、歯を食いしばって力を合わせて頑張っている方々に対して、勇気と希望を与え続けてくれたのが正代関でした。
決して順風満帆でなく、辛いこともあったことと思います。 それを見事に乗り越え、今日、大輪の花を咲かせてくれました。
宇土市民を代表して心からお祝い申し上げますとともに、勇気と希望の発信に心からの感謝を申し上げます。
とはいえ、道はまだまだ続きます。責任が求められる地位に上がり、経験のない苦難が続くでしょう。しかし、そびえ立つ壁も、大関正代関らしく「至誠一貫」の精神で弾き飛ばし、新しい歴史を創造すべく歩み続けてください。
これからも宇土市民一丸となり、精一杯の応援を続けます。
おめでとう正代関
頑張れ正代関
令和2年9月30日
宇土市長 元松 茂樹