子どもの頃に馴染みのある行事で、大人になると縁遠くなるもの…七夕もその一つではないでしょうか。
今年は、庁舎内の市民交流スペース(1階正面玄関横)に七夕飾りが展示され、どなたでも願いごとが書けるように短冊が置かれています。これは、宇土市中央民生委員児童委員協議会が用意されたもので、期間は7月7日(日)までです。思い思いの願いを記した短冊を笹の葉に飾り付け、季節の行事「七夕飾り」を楽しんでみてはいかがですか。
さて、今年も、横浜市泉区で活動されている「キャンドル歌仲間愛好会」の皆様から“復興への願い”が込められた多額の義援金をいただきました。愛好会からいただいた義援金は、今年で4回目となり、総額で540万円超に上ります。
地震から8年が経過し、庁舎の完成と共に復興に一応の目途が立った本市に、引き続き義援金をくださったのは、「災害支援は継続することに意味がある」といった愛好会の皆様方の強い想いがあるからだと伺っております。
災害などの記憶は月日の経過とともに少しずつ色あせ、時代とともに風化してしまいます。それは被災した私たちであってさえもです。そのような中で、長きに渡り被災地の復興に思いを寄せ、我々に支援を継続してくださいました愛好会の皆様の想いに、心から感謝しております。いただいたご恩は、被災の記憶や教訓とともに忘れることなく後世に受け継ぎ、このご縁を大切につないでまいります。
愛好会の皆様から義援金をいただくに至った経緯など、詳しくは下の欄でご紹介しております。是非合わせてご覧ください。
今年の梅雨入りは、平年よりも13日遅く、6月17日でした。梅雨期には、長雨や集中豪雨などにより、水害や土砂災害の危険性が高まります。災害からご自身の身を守るために、日頃から最新の気象情報などにご注意いただくとともに、避難場所や避難ルートの確認、飲食物の備蓄など、事前の備えをよろしくお願いいたします。
短冊に託す願いはただ一つ。どうか、穏やかな梅雨期でありますように…。