人と人とのつがなり
ひまわりが日に日に背を伸ばすこの頃、皆さまはいかかお過ごしでしょうか。広報うと6月号でお知らせしておりましたが、銀河カレッジでは誰もが気軽に来て、食べて、楽しめる「未来食堂」を昭和カフェ銀乃船で6月10日に開催されました。この「未来食堂」では、中学3年生までは無料、高校生以上でも300円で美味しい食事がいただけます。
地域の子どもや大人が集まって一緒に食事をする地域食堂は、全国でも広がりつつあります。この取組みは、単に地域のみんなが一緒に食事を楽しむということだけではなく、食を通じて人とのつながりや絆が生まれる場にもなります。
昔は、向こう三軒両隣という言葉もあったように、日ごろから隣近所の付き合いや助け合いがありました。今では、その付き合いが希薄になりつつあります。しかし、熊本地震の際にも実感しましたが、有事の際には人と人とのつながりが人を助け、「未来食堂」のような取組みが、ひいては、地域の防災力を高めることにもつながります。
また、銀河カレッジでは「未来食堂」を実施するにあたり、配膳や片付けなどのボランティアを募集されたところ、宇土高校の60人もの生徒の皆さんがやりたいと手を挙げてくれたとのことでした。
熊本地震直後にも多くの若者がボランティアとして大活躍してくれましたが、この話を聞き、地域の若者の行動力の素晴らしさに改めて感動しました。なお、銀河カレッジではボランティアのほか、野菜などの食材のご提供も随時受け付けておられますので、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
「未来食堂」の次回開催日は、7月15日(土)です。また、その後も定期的に月に1回開催されると聞いています。
一人でよりも、皆でわいわいお喋りを楽しみながらいただく食事は数倍も美味しく感じるものです。ご興味が沸いた方はぜひ「未来食堂」を覗いてみてください。新たなご縁につながる出会いがあるかもしれません。