秋といえば、皆さんは何を連想されるでしょうか。食欲、スポーツ、読書など、思いつく物はたくさんありますね。私は、「秋と言えば食欲の秋!」と言いたいところですが、今回は「芸術の秋」について。

　10月21日に市民会館大ホールで、本市出身のソプラノ歌手小山道子さんの復興リサイタルが開催されます。小山さんは、数多くのコンサートに出演し、世界的合唱団Palestrinaとも共演されるなど世界を舞台に活躍されているソプラノ歌手です。また、オペラだけでなく、演劇の舞台もこなされています。2013年にも本市で里帰りリサイタルを開催されました。今回のテーマは「ふるさと宇土に想いをよせて」。小山さんの迫力ある美しい歌声が聞く者を魅了すること間違いなし!多くの方のご来場を期待しています。また、本リサイタルの詳細については、市民会館等にお問い合わせください。

　小山さんの他にも、大相撲の世界で活躍する正代関、サッカーロシアワールドカップ代表候補の植田直通選手、そして、ユニバーシアード2017野球で日本代表が完全優勝したチームの斬り込み隊長で、今年のドラフト候補でもある上武大学4年の島田海吏選手など、本市出身の方が様々な分野で活躍されています。

　こうした皆さんの活躍を見ると、とても誇らしく“私も負けてはいられない、まだまだ頑張ろう”と大いに刺激を受けます。そして、努力の大切さ、小さなことの積み重ねの重要性を肌で感じることができます。

　今、私たちは復興の道を少しずつ歩んでいますが、復興は長期戦です。一人ひとりができる範囲で、できることを考え、取組みを継続していくことが大事になります。

一人ひとりの力が大きな力になり、必ず明るい未来が待っていると、私は信じています。