元樹だより 平成30年5月(就任のあいさつ)

2018年05月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~) このたび市民の皆さまをはじめ多くの方々のご支援と温かいご厚情を賜り、第5代宇土市長として引き続き市政運営の舵取りを務めさせていただくことになりました。改めてその職責の重さを痛感し、身の引き締まる思いであります。

 2期目となる平成26年度から「豊かで稼げるまちづくり」「人にやさしいまちづくり」「安全で安心なまちづくり」「もっと動ける市役所づくり」の4つの柱を掲げ、市議会や市民の皆さまのご理解とご協力をいただきながら『みんなでつくろう元気な宇土市!』の実現に向け各種施策に取り組んでまいりした。

 具体的には、ふるさと納税返礼品による地元産品の販路拡大、農業施設整備等補助事業の拡大、干潟環境改善事業等農林水産業の振興に取り組みました。

 また、地域の宝である子どもたちを安心して育てることができるよう、保育園や学童保育の定員増、給食費3人目以降の無償化、副教材購入助成の拡大等、子育ての環境整備にも取り組んでまいりました。

 しかし、2期目半ばで発生しました熊本地震、豪雨災害によって本市は甚大な被害を受け、市制施行以来の最大の危機的状況となりました。その後は、震災からの復旧復興を最優先課題として、市民の皆様の暮らしが1日も早く震災前の状況に戻るよう取り組んでまいりました。具体的には、網津支所と公民館機能を併設した防災拠点ともなる網津防災センターの整備や、武道館の全面改修、老人福祉センターの再建、宇城上益城地区豪雨災害復興協議会設立、応急仮設住宅143戸の整備等を実施しました。

 それでも、まだまだ復旧復興は道半ばです。今なお、仮設住宅等での仮住まいをされている方も数多くおられます。人も物も大きく傷ついたこの街を1月でも1年でも早く立ち直らせ、そして震災前より進化した宇土市を築き上げることが私の使命と考えます。

そのため、3期目も、被災された皆さまの生活再建等、熊本地震からの早期復興をはじめとする次の6つの柱を基本政策とし、若者から高齢者まで安心して住み続けられる『選ばれるまちづくり』を進めていきたいと考えております。

 熊本地震からの復旧復興に加え、その他の課題も山積しております。しかし、進取敢為(自ら進んで物事に取り組み、困難があってもやり遂げる)」精神をモットーに、市民の皆さまお一人おひとりの思いに応えることができるよう、全力で取り組んでまいる所存です。市民の皆さまのさらなるご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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