9月にかけて厳しい残暑が予想されますが、「夏バテ」ならぬ「秋バテ」という言葉をご存知でしょうか。「秋バテ」は夏の疲れや、朝晩の気温差、冷房に慣れた体が気温の変化についていけず、「食欲がなく、胃がもたれる」「疲れやすい」「眠りが浅い」などの症状を引き起こすといわれています。

夏バテは、体や胃腸の弱い人がなりやすいと言われていますが、秋バテは、体に自信がある人でも陥りやすいそうです。対策は、体の内側と外側の両方を温めて血の巡りを良くすること。温かい物を食べ、適度な運動をすることにより、秋バテ予防を行い、快適な秋を過ごしましょう。

　さて、7月末から8月上旬にかけて、市内7地区で地区の将来像について語り合う、まちづくり座談会を開催しました。本座談会の趣旨は、31年度から38年度までのまちづくりの指針となる「第6次宇土市総合計画」の根幹となる基本構想の策定段階から、市民の皆さまのご意見や思いを取り入れることです。お陰様で、多くの市民の皆さまにご参加いただき、たくさんの建設的なご意見をいただくことができました。各地区で抱える課題や特性、そして目指すべき将来像は異なりましたが、全ての地区で共通していたのは、「自分たちの住むまちを良くしたい。」という溢れんばかりの熱意でした。

　私は、まちづくりの原点は“郷土愛”だと考えます。熊本地震や豪雨災害もあり、抱える課題は山積していますが、 “地域の皆さまの郷土愛”と“行政の志”が上手く融合すれば、“故郷宇土市”は元気で活力に満ちたまちになると確信しています。

　10月1日(月)午前10時から宇土市民会館で、「宇土市市制施行60周年記念式典」を開催します。宇土市は、昭和33年10月1日に市制を施行して以来、今年で60周年を迎えます。この記念すべき年を市民の皆さまとともに祝い、郷土への愛着と誇りを深める契機にしていただければ、嬉しい限りです。

　また、同日、午後2時から同会場で、作家・ジャーナリスト門田隆将氏による記念講演を開催します。

　さらには、秋川雅史コンサート(10月6日)、大相撲宇土場所(12月10日)など年間を通して、多くの記念行事を開催します。60周年という節目の年を市民全員で祝うため、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。