元樹だより 令和元年8月

2019年08月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~)「観測史上最も遅かった」とニュースで話題となった今年の梅雨入り。その直後に,停滞していた活発な梅雨前線の影響を受け,6月29日から九州地方を中心に記録的な大雨が降り続きました。本市においては,30日早朝の土砂災害警戒情報の発表を受け,警戒レベル4の避難勧告を発令し,避難所を開設しました。

 国や自治体が発表する気象や避難の情報を5段階の「警戒レベル」で知らせる仕組みは,今年度から始まったばかり。避難するタイミングをわかりやすくするため,警戒レベル3は「避難準備,高齢者等避難開始」,レベル4は「避難勧告,避難指示(緊急)」等,レベルに応じた避難行動が定められています。市では,気象情報のほか,さまざまな情報を踏まえたうえで,市民の皆さんの生命と財産を守ることを最優先に考え,避難情報を発令します。

 市民の皆さんにおかれましては,日頃からの備えを意識していただくとともに,市からの情報や,最新の気象予報に注目し,「自らの命は自らが守る」との意識を持って,早めの避難行動を心がけていただきますようお願いします。

 さて,8月といえば夏祭り。いか焼き,かき氷,焼きとうもろこしなど祭りに欠かせない食べ物が立ち並ぶ出店の誘惑には,大人になった今でも引き込まれてしまいます。子どもの頃は,この日のために貯めた小遣いで何を買うのか迷いながら楽しく周ったことを思い出します。

 市内では8月23,24日に毎年恒例の「うと地蔵まつり」を開催します。この祭りは肥後三大夏祭りの1つで,今から約370年前に始まったとされる歴史あるお祭りです。

 普段は小さなお堂に奉られたお地蔵様を,子どもたちが飾り立て,お供え物とともに通りに奉ります。その他,両日にわたり,通りには「造りもん」が飾られ,船場橋界隈にはお地蔵さん横丁,ステージではコンサート等の多彩なイベントが催されます。23日には,夏の夜空を彩る約3000発の花火大会,24日には,民踊パレードが行われるなど,この2日間は街全体が祭り一色となり,大勢の人で賑わいます。

 宇土市の夏の風物詩である「うと地蔵まつり」。夏の思い出づくりに,ぜひ,お越しください。

 当日の快晴を願いながら,多くの皆さんのご来場をこころからお待ちしています。

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