元樹だより 令和2年7月

2020年07月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~)「3密」「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」「クラスター(集団感染)」。

新型コロナウイルスの感染拡大が報じられるまでは、耳慣れなかったこれらの言葉。毎日のように見聞きしているうちに、私たちの日常にすっかり定着してきたように感じます。また、マスクの着用や店先など街の至る所に設置してある消毒液、その消毒液で手指を消毒する習慣も、去年まではほとんど見ることがなかった光景ですが、今では日常の風景になっています。

このように生活の一部が様変わりしたことも、時が経つにつれ、それが当然の習慣となり、今では新たな生活様式として私たちの生活に浸透しつつあります。

「新しい生活様式」を心がけた行動は、何よりの感染防止策であり、収束に向けた「新たな日常」として実践し続けていかなければなりません。

そして同時にこれからは、「飲食店の利用」や「気軽な買い物」など、経済と社会活動の回復を進めていかなければなりません。

そのためには、何より市民の皆さんのご理解とご協力が必要です。

ぜひ、「家族団らん」や「楽しい仲間との集まり」、「仕事帰りにちょっと一杯」など、市内飲食店等をご利用いただき、地域経済を盛り上げる取組にお力添えを頂きますようお願いします。

さて、先日、買い物先のレジ前に並んでいたときの出来事です。

何気に足元に視線を落としたとき、客同士が「密接」しないように立ち位置を示した目印が貼ってあることに気がつきました。その目印を少しオーバーしていた私は、周囲の様子をうかがいながらじわりじわりと後退りし、「ソーシャルディスタンス」を確保しました。無意識に人の直後に並んでしまったことを反省したと同時に、「新しい生活様式」を意識した行動の大切さを痛感させられた出来事でした。

そして、最近、油断しがちなマスクの着用。車内で外したマスクをうっかりつけ忘れたままで店舗等に立ち寄ってしまった経験がおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今やマスクの着用は基本的な予防策ですが、夏場の着用には注意が必要です。体内に熱がこもりやすく、喉の渇きに気付きにくくなり、熱中症のリスクが高まるそうで、屋外で人との距離が十分に確保できる場合にはマスクをはずしてもよいとされています。これも「新しい生活様式」の一つと捉え、適切なマスク着用に心がけていただきたいと思います。

自粛要請の解除や新規感染者が減少傾向にあるなど、感染リスクに対する緊張感も薄れてしまいがちです。流行の第2波は必ずやってくるとの危機感を強く持ち、「新しい生活様式」を意識しながらの感染防止と社会活動を共に築いていきましょう。

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