元樹だより 令和2年3月

2020年03月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~) 大相撲1月場所、優勝争いを制したのは、惜しくも正代関ではありませんでしたが、最後まで全力で戦い抜いた姿に、地元は大いに盛り上がり、県全体が感動と歓喜に沸きました。

 勝ち星を重ねる度に、堂々と力強くなる取組。これまでよりも一回りも二回りも大きく見えた正代関。特に、14日目の優勝争いのトップに並んだ徳勝龍関との直接対決、優勝に望みをかけ挑んだ千秋楽での気迫あふれる取組に、私自身、心が大きく揺さぶられました。

後援会にご協力いただき開催した「応援観戦」では、一緒に応援していた相撲少年たちの「正代関のような力士になりたい。」と目を輝かせる姿に、胸が熱くなりました。

地元を盛り上げるだけでなく、子どもたちや市民の皆さんに夢や希望を与えてくれた正代関に“ありがとう”と感謝の気持ちを伝えたいと思います。

そして最後まで優勝争いを繰り広げた徳勝龍関は、熊本地震の際に、大勢の応援職員を派遣してくださるなど多大な支援をいただいた奈良市の出身。深い“縁”を感じずにはいられず、場所後、奈良市長と両力士の健闘を称え合えたこと、改めてご支援のお礼を伝えられたことにも感謝しています。

2場所連続での2桁勝利と4度目の敢闘賞に輝いた正代関の更なる飛躍を信じ、3月場所も市を挙げて応援しますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。

 その他にもうれしいニュースがありました。

 本市を代表する伝統芸能の一つで、熊本県指定重要無形民俗文化財「宇土の御獅子舞」を保存継承する「宇土御獅子舞保存会」が、このほど「くまもと県民文化賞」を受賞されました。

約280年もの間、西岡神宮秋季例大祭で奉納し続けられている獅子舞。それだけでなく、獅子舞奉納に関する様々な儀式が年間を通じて今なお厳格に執り行われていることを皆さん、ご存知でしょうか。

これらの行事を担ってこられた本町一丁目の住民からなる保存会には、今では多くの地区外の住民が舞手として加入し、伝統を支えておられます。そして、昨今では、イベントへの出演や鶴城中学校の生徒たちへの舞方指導など、伝統芸能を広く発信し、継承し続ける取組を積極的に行っておられます。

市民の皆さんの手により受け継がれ続ける本市の歴史と文化は、私たち市民にとってかけがえのない宝であり、守り手の皆さんの努力に感謝いたします。

現在流行している「新型コロナウイルス感染症」については、公的機関(厚生労働省等)から発表される正しい情報を参考に、過剰に心配することなく、うがい、手洗い、消毒、マスクの着用など、自らできる予防策の徹底をお願いします。

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