元樹だより 令和2年6月

2020年06月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~) 先月中旬、約1箇月に及んだ「緊急事態宣言」と外出自粛要請がようやく解除されました。同じく、約2箇月半もの間、臨時休校となっていた学校等が再開されるなど明るい兆しが見えはじめ、決して気を緩めてはいけませんが、ほんの少しだけ心のおもりが取り除かれたように感じています。

 市民の皆さんには、外出自粛のお願いなど大変なご不便とご負担をおかけいたしましたが、今があるのは、感染拡大防止のために市民の皆さんお一人おひとりが「高い危機意識を持った行動」を実践してくださった結果であると思っています。皆さんのご理解とご協力に、心からの感謝を申し上げます。

 さて、外出自粛要請が始まってから、巷では、DIYやフィットネス用品など、いわゆる「お家時間を楽しむためのグッズ」の人気が高まっていたようですが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。

 私はといいますと、大型連休を利用して「断捨離」を決行しました。前回、取り組んだのは、かれこれ3年前。この間に増えた大量の不要なモノを処分することに成功し、心身共にリフレッシュすることができました。

 あともうひとつ、遠方に住む1歳4ヵ月になった孫と人生初の「ビデオ通話によるオンライン帰省」を体験しました。気恥ずかしさもありましたが、成長した孫の顔を見ることができ、とてもうれしく、楽しい時間を過ごすことができました。会う機会の少ない孫との新たな繋がり方を発見できたことは、自粛生活でのちょっとした成果であったと思います。

 営業を再開した店舗等では、入店時の検温や手指消毒のお願い、また、席の間隔を明けるなど、政府から示された「新しい生活様式」を実践した取組が行われています。これまでの常識で考えると少しばかり違和感がありますが、これからは、こうした感染防止策を、私たち一人ひとりや事業者など社会全体が協力しながら実践し、個々の社会生活と経済活動を少しずつ日常に戻していかなければなりません。特に、深刻な影響を受けた地域経済の立て直しを応援していきたいと思っています。

 しかし、気の緩みによる流行の第2波、第3波の可能性も指摘されています。今はまだ、緩和ムードに流されることなく、これまで同様、引き続き感染防止対策へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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