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元樹だより 令和2年10月

2020年10月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~) 最大級の警戒が呼びかけられ,九州各地に大きな爪痕を残した「台風10号」。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに,ご遺族と被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

 この台風に備え,市が開設した全15箇所の避難所には1,150人もの方が避難されました。その他にも,ご親戚や知人宅等に身を寄せ,避難された方も多くおられました。そしてまた,市民の皆さんそれぞれにおいて,身の回りの暴風対策や備蓄品の確保など,徹底した防災対策を実践していただいたことと思います。その一つひとつが自らの「命を守る行動」につながります。

昨今の自然災害は,これまでの経験や常識が通用しないことはもちろん,予報すら簡単に覆ってしまうほど驚異的なものもあります。今後も,どのような予報であっても,危機意識を薄れさせることなく,緊張感を持ち十分な警戒をしていただきますようよろしくお願いいたします。

 さて,先月,私の密かな楽しみが一つ終わりを迎えました。毎週放送時刻を心待ちにしていたそれは,ドラマ「半沢直樹」です。

 何を隠そう読書好きの私。色々なジャンルの本を読み漁りますが,中でも「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏の大ファンで,多くの作品を愛読しています。池井戸氏が描く主人公の多くは,逆境や悪に毅然と立ち向かい,どんな窮地に追い込まれても大逆転をあきらめない意志の強さを持った人物です。私自身,そうでありたいと憧れる人物像でもあります。

 そして,「半沢直樹」の名台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」のように,思っていても言葉にできない啖呵を代弁してくれているかのような痛快さとピンチからの大逆転シーンの数々は,まさに現代版「水戸黄門」。コロナ禍の閉塞感をも打ち破ってくれるかの如く,見終わった後の爽快感がたまりません。

 ところで,終わってしまったドラマの次の楽しみは…「読書の秋」。

 そこで今,私が手にしている本は,悠木シュンさんの最新作「海辺のカフェで謎解きを」です。実は彼女,本市の出身です(現在は福岡県在住)。本の帯によると,本作は大学生が主人公のミステリー作品とのこと。身近に感じられる地元出身作家,悠木シュンさんの文壇での更なるご活躍を期待し,彼女が紡ぐ物語を謎解きしながら秋の夜長を読書にふけりたいと思います。


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