元樹だより 令和2年11月

2020年11月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~) 遂に、郷土のスターがやってくれました!

 県出身力士初の幕内優勝という歴史に名を刻む偉業と大関昇進を果たした新大関正代。そして、その正代関に続けとばかりの勇姿を見せてくれた、サッカー日本代表の植田直通選手(住吉中出身、ベルギー1部リーグ、サークル・ブルッヘ所属)。彼は、先月13日に開催された国際親善試合・コートジボワール戦に出場し、自身の日本代表初ゴールで決勝点を決め、今年の代表戦初白星の立役者となる活躍を見せてくれました。

角界の看板力士となった新大関正代と世界の舞台で活躍する植田選手。共に、積み重ねた並々ならぬ努力の末に手に入れた栄光であることは言うまでもありません。そんな2人の躍進に震えるほど興奮し、感動と元気をいただきました。そして、全国版のトップニュースや新聞紙面、ウェブニュースなどで「熊本県宇土市出身」の文字を見聞きする度に、胸に込み上げてくる嬉しさと誇らしさ。こんな気持ちを味わわせてくれた2人に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

 さて、初優勝後、連日のように新聞やテレビなどで伝えられている正代関のニュース。練習風景など「新大関」の動向に注目が集まっていますが、新聞等では話題に上っていない正代関の人となりがうかがえる秘話をご紹介します。

それは、地元後援会の皆さんが、応援の際に身にまとっておられる揃いの「法被とマスク」にまつわること。黒地にくまモンの絵柄としこ名「正代」がデザインされたオリジナルの生地が使用されていますが、これは後援会で用意されたのではなく、正代関ご本人から後援会へ贈られた「反物」で仕立てられもので、マスクは会員により手作りされたものだそうです。

熊本地震後には幾度も慰問に駆けつけ、今年7月の豪雨災害後には「相撲で元気を届けたい。」とコメントするなど、故郷を優しく気遣ってくれる正代関。飛躍を信じ、活躍を後押ししてくださっている後援会の皆さんへの心のこもった「贈り物」も、お母さんから語られた「昔から優しくて素直な子」という正代関らしさを感じさせるエピソードであると思います。

 今月8日(日)には、正代関が「新大関」として臨む11月場所が開幕します。そして18日(水)には、サッカー日本代表VSメキシコ代表の試合も予定されています。

 興奮と感動、希望と勇気、そして県内中を明るい話題で元気づけてくれた郷土のスターへ、感謝と恩返しの気持ちを込めて、そして、私たち一人ひとりの応援が、彼らの飛躍の原動力となることを信じて、これからも精一杯の応援をし続けたいと思っています。


この記事へのお問合せ

担当部署:宇土市役所 総務部 秘書政策課 秘書広報係

電話番号:0964-27-3300

お問合せフォーム