元樹だより 令和2年12月

2020年12月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~)「今年の汚れ!今年のうちに~♪」

かつて流行したCMソングで、年末を迎える度にふと思い出すこのフレーズとメロディー。言葉のとおり「今年の汚れ」をきれいさっぱり落とし切って、そして、「今年のうちにやりたかったこと、やるべきこと」をやり切って、すがすがし気持ちで新年を迎えたいと思う今日この頃です。


 さて、熊本地震から5度目の新年を迎えようとしています。この4年半を超える歳月の間、途絶えることなく現在も継続していただいているご支援があります。それは、県内外の自治体からの人的支援。発災直後から今日に至るまで、全国17自治体から延べ73人にも上る貴重な人材が中長期間の応援職員として派遣され、本市の復興にお力添えをいただいています。

 現在は、県内の熊本市と天草市のほか、県外からは「災害時の相互応援協定」を締結したご縁により、千葉県市川市と神奈川県伊勢原市から応援に来ていただいています。

先般、お礼のご挨拶に出向き、派遣にご尽力いただきました市長様をはじめ関係者の皆様に直接お会いし、こうして寄り添い続けてくださる方々の存在が、復興からの発展を目指す本市にとりまして何よりの支えとなっていることを痛感しました。また、復興を成し遂げた本市の姿をご覧いただくために、このご恩を忘れず、ご支援を力に変え歩みを進めていかないといけないと決意を新たにしたところです。


 今月、今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選2020ユーキャン新語・流行語大賞新語・流行語大賞』が発表されます。ノミネート30語の中から、私が選ぶとするならば、大賞は何といっても「おうち時間/ステイホーム」。理由はただ一つ、コロナ禍の自粛生活で「家」にいる時間がとんでもなく増えたからです。

職員時代には、プライベート時間のほとんどを地域活動やPTA活動に費やしていましたし、市長に就任してからは、公務が休日や昼夜を問わずに入るのは当然で、台風や大雨の日であっても一日中家にいる日はほとんどありませんでした。家を建てて20年余り、これほどまでに「おうち時間」を満喫したことはなかったかもしれません。

今年も残すところあとひと月。お世話になった家への感謝の気持ちを込め「大掃除」に励みつつ、今年のうちにしておかなければならないことを一つでも多くやり切って、新たな年を迎える準備をしたいと思います。

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