元樹だより 令和3年2月

2021年02月01日

市長写真(元樹だより平成29年1月~)昨年11月下旬に第3波の到来が報じられた新型コロナウイルス感染症。 年が明けても感染の急拡大は続き、とうとう、11都府県(1月14日現在、1都2府8県)に国の緊急事態宣言が発出され、本県においては、先月14日に「県独自の緊急事態宣言」が発令されました。

県内における感染者の急増に、不安を抱いておられる方も多いことと思います。 この状況をくい止めるために、私たち一人ひとりがやらなければならないことは、これまでと同様に基本的な感染防止策を徹底していくことと、不要不急の外出自粛の要請に協力し、人(家族や親しい方以外の)との接触を可能な限り減らすことです。 ご不便な点も多いと思いますが、引き続き「感染しない・させない」といった意識を高く持ち、日々の生活をお過ごしいただきますようお願いします。

 そして、感染防止への取組と同じく大切なことは、私たちの「心」が、コロナ禍に支配されないことです。 爆発的な感染拡大により、自分が関係する職場や学校などで感染が確認されるケースも増えてきています。 身近なところでの感染確認に不安や恐れが募り、良くないことだと分かっていながら、感染者を詮索するなど、人権への配慮に欠けた行動をとってしまうことがあるかもしれません。 感染された方やそのご家族は、感染症の症状に加え、感染したこと自体に苦しんでおられると思います。 どうか、どんな時も人を思いやる「心」を意識し、やさしい「心」でのご対応をお願いします。

「しばらくは 離れて暮らす コとロとナ つぎ逢ふ時は 君といふ字に」

これは、イラストレーターの田中貞之さんが「コロナ禍で直接触れ合えないもどかしさがある中、心に寄り添うことができれば」との思いで作られた短歌です。 昨年4月、自身のFacebookにイラストとともに投稿され話題を呼んだ歌で、ご存知の方もおられることと思います。

「コ」と「ロ」と「ナ」。文字を重ねると「君」

しばらくは、人との距離を気にしながらの生活が続きます。だからこそ、互いを気遣い、「心」を寄り添わせることが大切です。

気兼ねなく人と触れ合うことができるその日まで、共に寄り添い、コロナ禍に立ち向かってまいりましょう。

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