元樹だより 令和3年9月

2021年08月31日

市長の写真外出時のマスク着用。各所出入口での手指消毒。家に帰って真っ先にすることは、うがいと手洗い…。

 多くの皆さんも同じような習慣を自然と身に付けられ、感染対策を徹底した日々をお過ごしのことと思います。

それなのに、また…。

 これまでとは比較にならない大波となってやってきた第5波は、感染力が従来株よりはるかに強く、陽性者1人が平均5人から9.5人程度に感染を広める(米疾病対策センター公表)とされる「デルタ株」の影響により、かつてないほど急激に、そして爆発的に感染拡大の猛威を振るっています。

 いつ、誰が感染してもおかしくないこの非常事態を好転させるために我々がすべきことは、一人ひとりが感染しない、感染させないことへの強い意志を持ち、でき得る限りの感染防止策に取り組み、「命を守る」行動をとることです。

 これまでも、幾度となくお願いしてきたことであり、ご負担をお掛けすることは大変心苦しくありますが、特効薬がない以上、それぞれの行動で防ぐしかなく、改めて市民の皆様にお願いするほかありません。どうかご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 さて、開催の賛否が鳴り止まない中、緊急事態宣言下での開催となった東京2020オリンピック。大会の延期に加え異例の無観客開催など、大会史上に特別な1ページを刻んだ大会となりました。

 毎回、数々のドラマを生むオリンピックですが、今大会で、私の胸を一番熱くしたのは、快進撃を見せてくれたバスケットボールの女子チームです。準々決勝のベルギー戦で見せた残り15秒での大逆転。決勝戦では、大会7連覇を狙うアメリカを相手に、身長差をものともしない戦いぶりに大興奮をしました。惜しくも敗れ、銀メダルとなりましたが、負けてもなお誇らしげな選手から感じた「清々しさ」は、私のオリンピック観戦史上、特別な1ページに刻まれました。

 また、学生アスリートの活躍(※)にも元気をもらっています。

 インターハイのセーリング競技に出場し、5位入賞の好成績を収めた宇土高校ヨット部の田上萌(たのうえもえ)さん。中学生では、住吉中学校の林桐生(はやしきりゅう)さんが、全日本中学陸上競技選手権の3000メートルに出場し、全国中学校体育大会には、九州大会で優勝した鶴城中学校の相撲部と同大会で準優勝した女子ハンドボール部、それから3位となった男子ハンドボールが出場しました。

 コロナ禍で2年ぶりに帰ってきた学生たちのアツイ夏。感染対策のため厳しい制限が課せられた大会への出場は、多くの困難があったことと思います。結果はどうあれ、悔いのない「清々しい」思い出として、彼らの特別な1ページに刻まれることを期待しています。

 開催期間中(8月24日から9月5日まで)の東京2020パラリンピックにも、是非、熱いエールを送りましょう!

※詳しくは、「広報うと9月号」24~26ページをご覧ください。

広報うと 令和3年9月号(サイト内リンク)


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