大雨時にトイレが流れにくいときは

2025年09月01日

大雨が続くと、トイレや排水口の流れが悪くなることがあります。このような状況は、下水道管に大量の雨水が流入することで発生し、天候が回復すると時間の経過とともに改善します。正常に流れるようになるまで、ご家庭からの排水をできるだけ控え、しばらくお待ちいただくようお願いします。


どんな現象が起きる?

  • トイレや排水口の流れが悪い。
  • ゴポゴポと音がする。
  • トイレの水の水位が高い。
  • 逆流する。


なぜ流れにくくなるの?

本市の下水道は、汚水(屋内から出る排水)と雨水(屋外に降った雨など)を分けて排水しています。トイレなどの汚水を流す下水道管は雨水が入らない構造になっていますが、大雨により道路等の冠水が起きると、マンホールの穴や隙間から雨水が流入します。流入した雨水の量が下水道管で流せる量を超えたり、下水処理場での処理が追いつかなくなると、下水道管の中で渋滞が発生し、流れが悪くなったり水圧で逆流することがあります。


対処法は?

  • トイレや排水口の流れが悪い。ゴポゴポと音がする場合。

→ 雨水の流入がなくなり排水の処理が追いつくと正常に流れるようになります。水を流さないなど、ご家庭からの排水をできるだけ控え、しばらくお待ちいただくようお願いします。

  • トイレの水の水位が高い。逆流する場合。

→ 一時的な対処として、トイレの便器を水のうでふさぐ方法があります。水のうは、大きなごみ袋に水を入れ、空気を抜いてから縛ることで作れます。水のうは重量がありますので、気をつけて排水口をふさいでください。


日ごろからできる水害対策として

大きなごみ袋や水を常備しましょう。また、排水口のつまりをふせぐため、日ごろから排水を少なくする工夫をお願いします。


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担当部署:宇土市役所 建設部 上下水道課 上下水道係

電話番号:0964-27-6612

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