「ヨーロッパ史料に見る小西行長・ジュリアおたあ特集号」(『うと学研究』第35号)刊行!

2014年04月15日

「ヨーロッパ史料に見る小西行長・ジュリアおたあ特集号」(『うと学研究』第35号)刊行!

『うと学研究』第35号の画像

 毎年、宇土市の郷土史研究成果を収録している『うと学研究』。

 最新号の第35号は、「ヨーロッパ史料に見る小西行長・ジュリアおたあ特集号」です。

 16世紀末の小西行長領内におけるキリスト教関係の史料を『小西行長 ―「抹殺」されたキリシタン大名の実像 ― (史料で読む戦国史)』の著者である鳥津亮二氏(八代市立博物館未来の森ミュージアム学芸係長)が選定し編集した基礎資料集です。

 宣教師たちが記録した史料から、行長のキリスト教に対する態度や主君・豊臣秀吉やイエズス会との関係など、当時の複雑な状況が実感できる貴重な内容となっています。

 また、この特集号には小西行長が文禄の役の際に日本に連れ帰り、その後数奇な運命をたどった朝鮮被虜人「ジュリアおたあ」について、鳥津氏が執筆した「附論」も収録しています。大変充実した内容になっている今回の「特集号」。ぜひ、ご一読ください。

 


 

 

発行宇土市教育委員会

頒布価格

1,000円(税込)
送料310円

 

 

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担当部署:宇土市役所 文化課

電話番号:0964-23-0156