『うと学研究』第38号を刊行しました!

2017年04月28日

『うと学研究』第38号を刊行しました!

『うと学研究』第38号 表紙画像

 毎年、宇土市の郷土史研究成果を収録している『うと学研究』。このたび、最新号となる第38号を刊行しました。

 今号は、フランシスコ会士が残した未邦訳のヨーロッパン史料の分析を通して、小西行長の人物像や対外交渉の新たな側面を論じた「在日フランシスコ会士と小西行長―マルティン・デ・ラ・アセンシオンの報告書より一考察―」(髙野友理香さん)と、近年新たに所在が確認された小西行長書状の年代比定や史料的位置付けを試みた「大阪歴史博物館所蔵の小西行長書状について」(鳥津亮二さん)の小西行長関係論考2本を収録。

 また、この他にも宇土出身で江戸時代初期に国内外で活躍した医師・栗崎道喜についてまとめた「金瘡外科・栗崎道喜」(根本なつめさん)、江戸時代後期の天保13年に参勤交代で江戸から宇土に帰国する宇土藩の道中日記を紹介した「天保十三年 宇土藩下向道中日記」(三島穹さん)、宇土市教育委員会が所蔵する宇土細川家史料の目録である「宇土文書目録(その5)」、「熊本地震による宇土市の文化財被害について」、「うと学資料室―平成27年度活動の記録―」を収録しています。

 文化課窓口で販売している他、郵送での販売も行っています。

 

発行

宇土市教育委員会

頒布価格

1,000円(税込)

送料

310円

 

この記事へのお問合せ

担当部署:宇土市役所 文化課

電話番号:0964-23-0156