8月2日(予備日 博多港ベイサイドプレイス博多埠頭にて一般公開)

大王のひつぎ実験航海事業

航海日誌

8月2日(予備日 博多港ベイサイドプレイス博多埠頭にて一般公開)

 今日は荒天予備日で天候が順調なため休養日だったが、古代・那の津の地である百万都市への「表敬訪問」を兼ねて博多港ベイサイドプレイス岸壁で古代船公開。朝方起きて現代船2隻に「海王」と「有明」をつないで志賀島漁港を出港し、正午から16時まで岸壁展示。福岡市役所、福岡大学考古学研究室のお世話のおかげで、たくさんの市民が見に来てくれた。

 話は戻るが、7月30日の肥前大島~田平、31日の田平~名護屋間を九州看護福祉大学(熊本県玉名市)のカッター部の女子学生が応援にきてくれていた。初日は船上でサポートだったが2日目は10人の漕ぎ手となって「海王」に挑戦。水産大学校の男子との男女混合でオールをそろえて奮闘し、漕ぎ終わりに輝くような笑顔をみせてくれた。寄港地地元、そして海の仲間。多くの人が力を合わせてこの実験航海を支えてくれている。

 3日は志賀島から宗像へ。博多湾の東から突き出た海の中道と志賀島の間は古代は往来自由だったはずだが、今は狭い水路に橋がかかっていて通れない。宗像に行くには志賀島の博多湾側をもう一度西向きに戻って湾外へ出なければいけない。「現代の事情」は曳航隊形で処理し、明日の実験航海は志賀島沖からスタートだ。

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