大王のひつぎ実験航海事業
航海日誌
7月25日(10時30分・口之津出港、16時40分・野母漁港入港)
予報で口之津→野母崎の海域の波高は1.5~2.5m。海上保安庁との協議で「波高1.5m以上の時は危険なため実験航海隊形は行わない」との取り決めがあるため、本日は入出港時以外は、「海王」、「有明」(石棺蓋積載丸太船)、「火の国」(石棺身積載丸太船)とも伴走船で引く曳航隊形(E隊形)で終日航行。これを機会に、曳航隊形でどれくらいの速度で進むかのデータ採取。本日の航程は26マイル。10時30分に口之津出港後、11時から曳航隊形を取り、途中で昼食のため停船休憩30分を入れて野母漁港口到着は16時10分。イコール曳航隊形巡航速度は5.6ノット。今後の航海の一つの基準が得られた。途中、橘湾口の波はたいしたことなかったが、野母崎あたりにくるとやはり大きなうねりがあり、波高は1~1.5m。これから玄界灘にかけて荒波が待っている。
本日で口之津海技学校生の漕ぎ手応援終わり。口之津海技のみなさん、ありがとうございました。