大王のひつぎ実験航海事業
航海日誌
7月24日(9時40分・宇土出港、16時10分・口之津入港)
総勢400人の陸上からの熱い激励を受けながら、予定時刻に熊本・宇土マリーナを出航。重い石棺積載の丸太船を曳いての「海王」の大阪までの534マイルの実験航海。宇土出航時から、「海王」が丸太船「有明」を曳いて漕行する実験航海隊形を沖合5マイルまで実施。速度は2.5ノットと予想より速く、「海王」と丸太台船の具合良好。島原沖からは、早い潮流に乗っての「海王」+「有明」、「海王」単船を、水産大学校生から、口之津海技学校生に漕ぎ手を代わって実施。古代航法による潮流乗り実験だったが、またたくまに口之津沖まで運んでくれ、入港予定時間より2時間半も早く到着。口之津では「栄誉ある第一寄港地」ということで阿蘇ピンク石の記念碑を建ててくれ、三原町長や町民の方に歓迎され、船団一同大感激でした。