動物画

「知られざる宇土の名宝」展 出品作品 

動物画

動物画の一部画像 


 
 上図は動物画の一部です。以下のリンクより、「動物画」の全容をご覧いただけます。


【宇土市指定文化財】

作者

 宇土細川藩2代藩主 細川有孝(ありたか)

解説

 細川有孝は、宇土細川藩第2代藩主、初代行孝の三男です。 元禄3年(1690)父の死去により家督を継ぎましたが、元禄16年(1703)病を理由に長男有清に家督を譲り隠居しました。 その後は宗貫と号し、享保18年(1733)6月、58歳で死去しました。本図は末尾に「細川入道宗貫筆」の落款があり隠居後の作とわかります。

 画風には狩野探幽の作風がよくうかがえ、狩野派の先行作例を模写したものとみられます。実物や外国あるいは架空の動物が山野に戯れる楽しい画巻です。

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