宇土市大太鼓収蔵館
宇土市には、江戸時代から明治時代にかけて作られた「雨乞い大太鼓」が26基残されています。
この太鼓は、当時の村々が豊作を祈る「雨乞い」や「虫追い」などの行事のために所有していたものです。これらの行事は、戦後の急速な経済成長の中で次第に衰退し、祭りの主役を務めた大太鼓も、神社や寺の片隅にほこりをかぶったまま放置され、あるものは朽ち果てていました。しかし、20年ほど前に椿原地区で雨乞い太鼓が復活したのを契機として、各地区で復興の動きが出て来ました。
宇土市では、平成2年と3年に"ふるさと創生資金"を活用して太鼓の修復と大太鼓収蔵館の建設を行いました。現在では、全国に誇れるこれらの大太鼓を活用したまちづくりを、民間・行政一体となって進めています。
宇土市大太鼓収蔵館では、歴史的価値の高い26基の巨大な雨乞い太鼓に触れることができ、雨乞いに関する民俗資料やビデオなども見学することができます。
開館時間 | 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
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入館料 |
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休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始 その他、自然災害等により臨時に休館する場合があります |
住所 | 熊本県宇土市宮庄町406番地の2 |
問合せ | 宇土市大太鼓収蔵館(0964-22-1930) |
入館料減免対象
- 展示資料出品者
- 案内者又は団体の引率者
- 身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳いずれかの交付を受けている者及びその介護者
- 市長が公益上必要と認めた者