区分: 宇土市指定史跡(昭和52.1.14)
解説: 創立年代・・・永正年間(1504~1521)
本尊・・・・・地蔵菩薩
八代市妙見町の悟真寺の末寺で、宗派は曹洞宗です。永正年間(1504~1521)、名和伯耆守が名和家の菩提寺(ぼだいじ/一家が代々帰依して葬式・追善供養などを営む寺)として建立したものです。利屋貞和尚によって開山されました。
古来、宗福寺に寄進されていた土地は、近世以降年貢地(有租地)となっています。
名和氏が宇土の地を離れて以来、同所は椿原村(現宇土市椿原町)に維持管理され、現在に至っています。
宗福寺には、本尊の地蔵菩薩立像の他、開山木像、名和武顕及び行興の位牌、墓地に名和行直の墓があり、境内には六地蔵が安置されています。
関連: 宇土の六地蔵・宗福寺跡の宝篋印塔・名和家位牌・名和行直の墓
所在地: 宇土市椿原町