粟嶋神社 あわしまじんじゃ
区分
解説
- 創立年代・・・寛永10年(1633)
- 祭神・・・・・少彦名神(すくなびこなのかみ)
「粟嶋神社由緒略記」によると、寛永10年(1633)信心深い老夫婦のもとに大変粗末な身なりの旅の僧が訪れ、一夜の宿を乞いました。そこで老夫婦は素朴ながら心からのもてなしをしました。その夜、老妻の夢に神が現われ「我は粟嶋の神なるぞ、信心深き汝等に幸を授けん。」と告げました。
翌日、僧が旅立った後、僧が使用していた枕元に一体のご神体が置かれていました。老夫婦は慌てて僧を追いかけましたが、みつかりませんでした。そこで老妻は昨夜の夢を思い出し、このご神体が粟嶋大明神であると思い、小さな祠を建ててご神体を安置し、朝夕熱心に信仰したそうです。これが粟嶋神社の始まりと伝えられています。
境内の小さな鳥居をくぐると病気平癒、子授け・安産等にご利益があるとされ、特に3月1日~3日の祭礼は大変多くの参拝者で賑わいます。
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所在地
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